スペイン1周の旅行体験記を書いてますイゴールです。
ついに第3の目的地サンセバスチャンにやってきました。前回の#6に引き続きサンセバスチャンのバル巡りについてです。サンセバスチャンについて何回ブログに掲載すれば気が済むのかと聞かれそうですが、何回でも掲載します。それだけの魅力がこの美食の街にはあります。
昨年もこのブログでもお勧めのバルTOP19を紹介しました。
さてコロナ禍で人数制限も多いため、サンセバスチャンのバル巡りの基本方針である
「その店のおいしいタパスやピンチョスを1つ食べたら次のお店へ」
を変更する状況になってきました。その方針展開をご紹介したいと思います。ずばり
「行かないで後悔するお店は何度でも。あとは混んでいないお店の名品を探せ!」
です。
スペイン1周ドライブ旅行体験記。行かないと後悔するお店2店。
ここからは私の独断と偏見でお店を選んでいきます。前回私はBEST19のお店をリストアップしました。その中で今回どうしても行かないと後悔するバルはどこなのかを自問自答しました。すると2つがどうしても残りました。それは
- BAR SPORT (なんでもおいしい)
- La Cuchara de San Telmo (なんでもおいしい)
これは各個人個人で違う答えがあると思います。それだけこのサンセバスチャンの50店舗近くあるバルはどこがおいしいのか悩むほどレベルが高いのです。
そして私は結果としてこの2つのお店をこの3日間で都合6回行きました。
スペイン1周ドライブ旅行体験記。行かないと後悔するお店①BAR SPORT
このお店は、ピンチョスからタパスまで、お酒からコーヒーまでおいていて、どれもおいしさが格別です。日本人にはどのスタッフさんも優しく接してくれ、必ず「日本語メニュー」を持ってきてくれます。お勧めは、
- フォアグラ
- カニのクレープ
- キノコのピンチョス
- ウニのクリーム
- コロッケ
- サーロインステーキ
- チーズケーキ
ですが、他はどうなのかというと、食べていないのでわからないというしかありません。(アスパラガスは残念ながら在庫なしでした)
このお店も有名店なので当然混んでいるのですが、朝10時ごろから開いており夕方の休憩もないので、ねらい目は
です。朝の10時ごろに行きましたがゆっくりコーヒーを飲んでいる人もいました。夜の混みあっている状況を考えると信じられませんが。ちなみに朝10時でもフォアグラいただけました。
Bar Sport はすいている時間を狙って、必ずいくことにします。
スペイン1周ドライブ旅行体験記。行かないと後悔するお店②La Cuchara de San Telmo
このお店は、ピンチョスがなくタパス料理が中心になります。いろいろな人のブログにも登場する有名店ですが、場所がちょっと奥まっているところにあるのでちょっと「知る人ぞ知る」お店です。
ここでいただく「フォアグラ」はいつも食べる度に頭を抱えてしまうほどおいしいです。この店員さんに一言声をかけました。
「実は1年前に来たんだよ。」
「覚えているよ。」
うそでもこんなことをいわれて、うれしくないはずがありません。
ここのおすすめは
- フォアグラ
- 牛のほほにく
- クリームリゾット
です。実は前回いただいた「帆立のソテー」も食べたかったのですが、残念ながらメニューに載っておらず、お願いしても「今設定がない」とのことでした。
このお店も有名店なので、いつも長蛇の列です。なのでねらい目は
です。一番に並ぶと左側のテラス席に案内してくれます。テラス席がいっぱいになると中のカウンター席に案内してくれます。
ああ、また行きたい。次はいつになるのか。帰国前には必ず足を運びます。
ラーメン二郎で並ぶのは慣れてます。
スペイン1周ドライブ旅行体験記。ピミエントスの素揚げがおいしい。
すいているバルの中での名店を紹介します。すいているお店はだいたい2つに分かれます。
- 本当はおいしいのに有名店でないのでちょっとすいている。
- 味がちょっと残念。もしくはメニューがハンバーガーなどサンセバスチャンらしくない。
最初の項目にある、「本当はおいしいお店」を探すと2つほど見つかりました。
まずは、「bar martinez 1942」です。ここでサンセバスチャン名物「ピミエントス=唐辛子の素揚げ」をいただきました。他のお店でも何度もいただきましたが、このお店のピミエントスの嚙んだ時の甘いこと。岩塩がふってありちょっと血圧が上がりそうですが、お構いなしにいただきました。
お店の人に、
「フォークをください」
というと、
「ピミエントスは柄のところを持って手で食べるんだよ」
と教えてくれました。おいしいものは奥が深いです。
スペイン1周ドライブ旅行体験記。魚のスープが絶品。
次にちょっとすいているお店の「Ttun Ttun」を紹介します。このお店はお店の前に写真入りでメニューが紹介されているのですが(実は有名店はメニューの写真がお店の前においてないところが多い。)そこで見た「さかなのスープ」がとてもおいしそうに見えました。
中にはいり「さかなのスープ」を注文するとものの数分で出てきました。
「エビやカニの出汁が聞いていてめちゃうまい!」
すいている店にも隠れた名店はあるものです。
スペイン1周ドライブ旅行体験記。朝食はテラスで。
ホテルには朝食がついていないので、外で朝ごはんを食べることにしました。テラスのあるお店で食べたかったのでホテルの裏にある「Bixgarri」でサンドイッチとコーヒーをいただきました。
だいたい夜にバル巡りでおなかがいっぱいなので朝ごはんをきちんと食べられません。なのでホテルの朝食はつけないのが正解と思います。でもやはり雰囲気含めて朝テラスでゆっくりしたい、そう人にはこのお店はおすすめです。マスターはにこにこしながら日本語で、
「日本人ですか? あたためますか?」
と聞いてきました。おそらくコロナ禍で日本人旅行者も激減しており、私がめずらしかったのでしょう。こちらもうれしくなりました。
スペイン1周ドライブ旅行体験記。バスクチーズケーキを持ち帰り。
4日目の朝にはサンセバスチャンともお別れです。「BAR SPORT」でコーヒーとバスクチーズケーキをいただいたあと、
「そうだ!バスクチーズケーキをケーキ屋さんで買って帰ろう!」
と思い立ちました。
「Bixgarri」の2軒隣のケーキ屋さん「Iraola take away」で購入します。ホールは売っていなかったので、半分にしてもらって、€9(1200円)でした。これで数日はサンセバスチャンの思い出に浸れます。
夢のような 美食の街サンセバスチャンの3泊4日でした。日本に帰国後、年をとって飛行機に乗れなくなるまで足を運びたいものです。
そこまで言うならサンセバスチャンに行かない手はないね。
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