定年退職を数か月後に控え 岐路に立つ。思いを吐露する。

50代の自分探し

約3か月近くブログの更新が滞ってしまったイゴールです。

12月にスペインから日本に帰国し、新しい環境になれるのに3か月を要してます。いや正式にいういとまだ新しい環境になれていません。そんな中今年60歳の定年退職を迎えるにあたり、多くの外部要因が変化してきました。

その外部要因を踏まえて自分が次の進むべき道、自分探しの旅の一つの岐路に差し掛かっています。その気持ちを整理する意味で、ブログにしたためます。

定年退職時のオリジナルストーリー:定年退職後も再雇用制度を利用して起業するまで現業務を継続する。

昨今の社会情勢から定年退職時に再雇用制度といって、65歳くらいまで働ける制度を採用する企業も増えてきました。もちろん50代の給料よりは減りますが

会社側にとって:その人のスキルや人脈を活用する。

定年退職者にとって:年金をもらうまでにつなぎ

ということで、WIN-WINの制度です。私も自分探しを見つける中で以前紹介したように、この制度を活用しながら、自分がやりたいことを探しシフトしていくという思いでした。

定年退職時の新しい変化点:今の会社・介護・ロシアのウクライナ侵攻

ところが人生自分の思った通りに進みません。それが難しいところですが、それがまた楽しいことでもあります。

運よく会社からは、定年退職後も継続雇用をしてくれるというオファーをいただきました。数週間前までは受ける予定でした。今悩んでます。

悩ませる外部要因は主に下記の3つです。

  • 会社は環境の変化の影響で業務のオーダーがきびしい。
  • 親の介護をするつもりだったが、親は以外と元気。
  • ロシアのウクライナ侵攻で気持ちがかなり落ちている。

会社の環境の変化は予想を超えるものでした。この変化は、次の自分のステップを修正せざるを得ないものです。

日本に戻って親の介護をする、もしくは親を施設に入れる段取りをするつもりでした。実際親と同じ時間を過ごしていると思いのほか元気なことがわかりました。だったら、在宅勤務でなくても、都会で暮らさなくても、日本で仕事をしなくてもいいかもしれないと思うようになり少し選択肢が増えてきました。

あとは2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻です。おそらく今後10年、いやそれ以上は、現体制のままではロシアは孤立した世界になると思います。自分は日本とロシアとの友好に何年も時間と思いを費やしてきました。今後も起業したらロシアとのビジネスを模索してました。それがここ数日でボロボロと崩れていく。実際に攻め込まれているウクライナの人達の苦しみに比べれば、ほんの一握りのつらさですが、自分のやってきたことが否定されているように感じてます。

定年退職後のオプション1:それでも今の会社でがんばる。

会社関係の経営の変化は、予想を超えたものだということが日本に帰ってきてわかってきました。正直このまま継続して定年退職後も自分業務を遂行するパワーがありません。先日も有給休暇中にオーダーが出て、旅行先で仕事をし実際家族に迷惑をかけてしまいました。そしておそらくこんなことがこれからも続きます。精神的にも肉体的にも継続する自信がありません。

ただお世話になった人達に恩返しをという思いもあるのも事実です。今は管理職で再雇用後も管理職のオファーをいただいているのですが、お給料が下がっても1担当での再雇用ができないのかを模索してます。ここ数年の自分探しの活動の中で、年下の人達と同じ目線で話をする経験を通じて、元部下にオーダーを受けて仕事することに違和感を感じていません。日本語教師養成講座で、自分の子供よりも若い人たちと、クラスメートとしていっしょに悩み励まし合ってきたことも 自分への成長を広げてくれました。 ただし会社側が1担当なら雇用しないというなら、退職になるかもしれません。

定年退職後のオプション2:新しい就職先を探す。

これが一番ハードルが高いと思います。60歳前後の人を募集している企業はほとんどありません。そして給料もかなり下がると思います。

これから就職活動を検討していきますが、ねらい目は

  • 東京を離れ、地方で安い給料かつ安い生活費で働く
  • 日本を離れ、安い給料かつ安い生活費で働く

でアプローチしていこうかと思います。これは自分探しの中で、再雇用後のオプションとして考えていたプロセスでこのタイミングが前倒しされて格好です。自分の経験をベースに高いお給料さえ求めなければ都会以外にはまだまだ需要があるのではないかと思ってます。60歳を過ぎたら貯金はいりません。食べるだけ稼ぐのであれば、なんとか見つかるのではないかと期待してます。

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定年退職後のオプション3:フリーター

そしてどれもだめなら、フリーターとして個人事業主、そしてやがては、自分の会社を立ち上げることです。これも自分探しの中の次のステップとして63歳くらいに目指そうとしてました。これが3年早まるということです。

今稼げる方法としては

  • 今年卒業する日本語教師
  • 兼業の登録
  • ブログからの収益

日本語教師は、これから日本語教師養成講座を卒業してはじめる仕事なので、まだ海の物とも山の物とも見えていません。方法としては2つ。

  • 日本語学校に属して、留学生に教える。
  • オンラインで、お客を取って海外の人に日本語を教える。

日本語学校は、2022年2月現在ほとんど求人がありません。しかし政府のコロナ対策緩和策で今後留学生が増え、日本語教師の求人がはじまると思われます。もしかしたらタイミング的に良いかもしれません。

またオンラインで教える方法として、既存のオンラインに登録して教える方法と自分でブログやSNSで集客する方法の2つがあります。既存のはこれからですが、自分で集客するベースはなんとなく作りました。ただし集客となるとかなりハードルが高いのは事実です。

また日本語教師と海外勤務を組み合わせることも可能です。まずは労働ビザを発行してもらって海外に行き、そこで現地採用の起業に就職するとか起業の準備をするのもオプションとしてあるかもしれません。

兼業は、兼業募集している企業のプログラムに参加してアルバイト代のようなものをもらうということ。これもこれからです。

ブログは現状は収益をあげていませんので、ブラッシュアップが必要です。

どれもこれも食べていくには足りませんが、なんとか切り開いていかないといけないという思いです。

定年退職前にしておくこと。

とにかく今まであまり考慮していなかった定年退職をする可能性が出てきました。これから1か月近くで決めていきます。

定年退職する前にしておくことを整理しました。

  • クレジットカードを作れる最後のチャンス
  • 名刺は多めに持っておく。
  • 人脈の連絡先はきちんと保存。
  • SNSの登録(FACEBOOKやTWITTER、インスタ)

退職金を一時金でもらうか年金でもらうか とか、雇用保険の活用等もありますがそれは退職がきまってからやればいいことです。まずは地道なことから。特にクレジットカードのゴールドは、フリーターではもう取得できないでしょう。

今まさに大きな波にのまれている幕末の幕臣のような気持ちです。自分の行く末をきちんと判断して決めていきたいと思います。

それにしてもこの大きな波が60歳定年のタイミングで来てラッキーだったのかもしれません。そして57歳から始めたこの自分探しの活動が、今の意思決定にきちんと反映できたのは不幸中の幸いかと思います。

プロフィール
この記事を書いた人
イゴール

会社生活30年を過ぎたサラリーマン。2020年からヨーロッパ駐在中でスペインードイツースペインと引っ越し2021年末帰国。人生の後半から日本とロシアを中心とした海外生活を半分半分。次のキャリアで何をしたいか、仕事を続けながら現在進行形で自分探しを模索中。その活動の悩みや取り組みをぶろぐに残す。

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