ドイツケルンにあるおいしいラーメン屋さんを4店紹介。本格的です。

ドイツ

ドイツで日本食屋さんというと日本人町のデュッセルドルフが有名です。デュッセルドルフから電車で30分に位置するケルンにも、本格的な日本食屋がたくさんあります。その多くがドイツ人にも人気のあるお寿司を中心とした料理になりますが、ラーメンをメインに据えた本格的なラーメン屋さんもあります。その中で自分がおいしいと感じたお店を4店紹介したいと思います。あいにくドイツはコロナ禍によるロックダウン中でお店の中で食べることはできませんでしたが、TAKE OUTは可能でしたので、家でいただくことができました。

ケルンのラーメンは人気が急上昇のパリ・ロンドンに負けてない。

2018年にロシア駐在の時にパリを訪れてラーメン、チャーハン、餃子にビールと至福の時を過ごしました。ロンドン・パリ・バルセロナ・デュッセルドルフでないヨーロッパ地域の駐在員の楽しみは、それらの街に旅行してなんちゃってでない日本食を食べることです。実は海外で暮らすとわかるのですが、これがラーメン?これなら自分ちで作った方がおいしいなどというなんちゃってラーメンが普通に存在します。それなのでパリに旅行となると美食のフランス料理以上にラーメン餃子が楽しみでした。ひとつの海外生活者あるあるです。昨今のパリのラーメン人気はすさまじく、並んで食べたりほとんどしないパリっ子が、30分くらい平気で並びます。ケルンのラーメン熱はそこまでは高くないですが、なんちゃってではない、ラーメン大好きな私が足を運ぶお店があります。私がこの街で暮らすことの楽しみをラーメンが支えてくれてます。ラーメンをメニューに置いているお店はたくさんありますが、自分が独断と偏見で食べたお勧めのお店を4店ご紹介します。ケルンで留学や仕事で暮らしている方、旅行や出張でケルンに来てドイツ料理に飽きた方、他の外国の地域に駐在する日本人の方にも参考にしていただけるといいなと思います。

ケルンの街は大聖堂やチョコレート博物館だけでなくラーメンもおいしくて有名なんでね。

ケルンのラーメン屋さん①「TAKEZOU」 正真正銘のラーメン屋さんです。ここは日本語も通じて味も雰囲気も日本そのものです。

ここは、まさしく日本のラーメン屋さんです。メニューも日本語ですし日本語も通じます。ラーメンの種類も醤油ラーメン、みそラーメン、担々麺もあります。私はこってり醤油らーめんをTAKE OUTしました。麺もしっかりして、チャーシューも厚みがあり、スープも最高で飲み干せます。ちなみについてきたお箸は、割りばしではなく普通の木のお箸でした。

ケルンのラーメン屋さん②「TAKUMI」日本語メニューもあります。味噌ラーメンと大きなチャーシューが売りです。

このお店もメニューが日本語で書かれたラーメン屋さんです。日本語を使ったことがないのでわかりませんが、おそらく日本語は通じないかと思います。ここもラーメンの種類が豊富で、普通の醤油ラーメン、みそラーメン、塩ラーメンに加え、札幌ラーメンや担々麺があります。私は特上みそラーメンをTAKE OUTしました。白菜・もやし・豚の細切れに加え大きなチャーシューが1枚はいって、麺も生めん、スープもみその味が強すぎることもなく飲み干せるほどおいしかったです。

ケルンのラーメン屋さん③「DAIKAN(代官)」居酒屋とラーメンが混ざったお店です。メニューも店員もドイツ語ですが、日本のラーメンを知り尽くしてます。

このお店はラーメンがメインではないかもしれません。どちらかというと居酒屋の雰囲気をかもし出してますが、ラーメンもセンターでがんばってます。ドイツ語のメニューですが、RAMENの活字から3種類のラーメン、MISO、SHOYU、シェフスペシャルを見て取れます。みそラーメンとから揚げと餃子をTAKE OUTしました。ラーメンのお肉はチャーシューではなく、みそラーメンらしくひき肉を使っており、玉ねぎを組み合わせた独特感を出してます。スープの味もおいしく本当にドイツ人が作っているの?という本格的なラーメンです。ちなみにいっしょに買ったから揚げと餃子も日本で食べるのと遜色のない品質で大変おいしかったです。

ケルンのラーメン屋さん④「ZEN」は、みそととんこつの2系統にしぼったラーメンです。

お寿司だけでなく、ラーメンにも力をいれているお店です。日本人の方が経営しており、日本語でお勧めはなにがいいかを相談しました。日本語をこのケルンの街で話せるだけでもうれしいのにラーメンの相談を日本語でするのはこの上ない幸せです。みそ系はスパイシーということでとんこつラーメンをTAKE OUTしました。味はしっかりとして、麺は細め、マー油がついてます。残念ながら3月でラーメンは終了するそうですが、ケルンをおいしいラーメンの街にするためにも是非復活してもらいたいです。

日本食は日本の文化の代表です。その中の1番の代表は今は寿司。これからはラーメン。

私は海外生活が長いのですが、パリやロンドンのような日本食レストランの豊富な所にはあまり住んでことがないので、いつもラーメンが食べれる街をうらやましく思ってました。「本格的なラーメンが食べれるところは海外ではない」とまで思うようになってました。よって、今ドイツのケルンに暮らしてますが、なんちゃってではない本格的なラーメンを食べれることに深く感謝してます。麺を食べるときに音をててすすって食べるなど、まだまだドイツ人にはハードルが高い食べ物ですが、もうれっきとした日本の代表的な食べ物です。そして日本の各地には個性のある独特なラーメンがあり、それを食するのが日本旅行の楽しみのひとつにもなってます。ラーメン文化が寿司文化を超えたときに、もう少し身近な日本文化が世界の人に伝わるのだろうと思います。

ケルンに行ったら、ラーメンを食べるのを楽しみにしてます。


 

 

 

 

 

プロフィール
この記事を書いた人
イゴール

会社生活30年を過ぎたサラリーマン。2020年からヨーロッパ駐在中でスペインードイツースペインと引っ越し2021年末帰国。人生の後半から日本とロシアを中心とした海外生活を半分半分。次のキャリアで何をしたいか、仕事を続けながら現在進行形で自分探しを模索中。その活動の悩みや取り組みをぶろぐに残す。

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