2021年12月にスペイン発パリ経由で本帰国しましたホテル隔離体験記のパート2です。東横イン成田の生活を整理してみました。成田地区はホテル・バスが少ない中、ラッキーにも朝着の飛行機が少なかったこともあり着陸後4時間ほどでホテルにはいることができました。

ホテルの生活に不安がありますが。
バスに乗ってホテルへ

<隔離体験記成田編>ホテルに到着してからチェックインまで
ホテルにつくと東横イン成田は、隔離ホテル専用となっておりアクリル板に囲まれたチェックインカウンターが6か所ほど並んでました。そこで順番に書類の説明と体温計とおひるごはんとお水を3本渡されます。部屋の鍵は、スタッフの人がカードケースにさしてくれます。
部屋までホテルの係員の方に案内していただき、ドアが閉まると3日間の隔離が始まります。ドアを開けられる時間は、お弁当を取る時とお弁当のごみを出すときだけです。スタッフの人が部屋のドアのノブまでお弁当を配っている時間は、ドアを開けることは厳禁です。
<隔離体験記成田編>ホテルで準備されているものとは?
一言で言って、今回の東横イン成田はとても快適でした。ベットの下のすき間にスーツケースも置けましたし、部屋も静かで浴槽も広かったです。いままでヨーロッパで暮らしている間はシャワーしかできなかったので足を伸ばせるバスタブは天国です。ホテルの設備は下記の通りです。
テレビ・コーヒーカップ・ドライヤー・ポット・冷蔵庫・エアコン・シャンプー・コンディショナー・タオル大小2セット・インターネット・粉末茶・スリッパ
<備えついていないもの>
電子レンジ・はぶらしはみがきこ・体重計・パジャマ
備えついていないといっても、普通ホテルにはないものなので特に問題はないです。またアパホテル両国は窓が開きませんでしたが、このホテルは窓があいたので空気の入れ替えができました。

日本のテレビを見るのも久しぶりです。
<隔離体験記成田編>ホテルの健康報告、食事時間は?
ホテル宿泊の3泊分の間、QRコードを読ませたホテルのWEBに対して毎朝9時に健康状態を報告します。これは案内放送はないので自分でやらないといけません。一度報告を忘れたので部屋に電話がありました。
1日のタイムラインは次の通りです。
- 7:00に4日目の対処の人のためのPCR唾液検査の案内放送。
- 8:00に朝食の準備開始の放送。(これ以降ドアは開けてはいけない)
- 9:30に朝食の準備完了の放送。
- 11:00に昼食準備開始の放送。
- 12:30に昼食準備完了の放送。
- 16:30に夕食準備開始の放送。
- 18:30に夕食準備完了の放送。
食事は、とてもおいしかったです。ほとんどのお弁当にお味噌汁がついていたのが何より良かったです。海外で暮らしているとあまりお味噌汁を飲む機会がありませんでした。おかずよりもデザートよりもカップのお味噌汁がうれしかったです。食べ終わったお弁当のごみは、ドアの外の廊下に出します。
ただ、最初にもらったペットボトル500ml3本では、毎食の味噌汁や自分のティーバックのお茶などをまかないきれないかったので、お水の追加を電話で依頼しました。お金がかかるかと思いましたが、2Lのお水を部屋までサービスしてくれました。感謝です。
スマホに登録したMY SOSから 翌日から案内が来ました。実際にビデオ電話がかかって来るときと、ただ単にこちらの画像を30秒送るだけの時があります。スマホの案内のあと、1分ほどするとビデオ電話がかかってきます。
<隔離体験記成田編>ホテルに持ち込んだ方が良いものは?
ホテルの食事もおいしいですし、毎食配布されるお茶やジュースそして追加のお水も依頼できたので、特に追加の食べ物はなくてもなんとかなります。
ただ、変化に乏しいため私が持ってきて良かったのは次の物です。
- コーヒー(粉、紙パック、ドリップ)
- 紅茶・お茶のティーパック
- お菓子(私はプリングスとリッツ)
- スリッパ (いままで使っていたやつ。ホテルで処分。)
- パジャマ (いままで使っていたやつ。ホテルで処分。)
電源も作業テーブルの周りに3か所あるので、延長コードなども必要なかったです。
<隔離体験記成田編>チェックアウトのプロセスは?
3日目の朝は、7:00の「PCR検査キット配布」の案内放送で始まります。ドアのノブに置かれたキットで唾液を取ります。そして、7:10頃には引き取りの人が来るので中身だけを渡します。
お昼のお弁当を食べ終えると14時頃に廊下がガサガサします。どうも第1陣が出発したようです。私は16時に電話があり、
「陰性結果の報告」
と出発の案内がありました。
ドアを開けっぱなし(開けっ放しといわれても、ひっかけるものがなかったのでタオルをはさみました)にして、体温計と部屋のカード(カードケースに刺さっている)をもって下のロビーに移動します。
その後チェックアウトをして、1時間ほど待ってバスに乗り成田空港に向かいます。
そこでひとつトラブルが起きました。
「このバスはターミナル2に向かいます。」
「えっ。」私はターミナル1に到着しターミナル1に迎えに来てもらっていたのでした。どうもこのバスの中でターミナル1に向かうのは私だけでした。別送品の手続きが必要だったので、ターミナル2のABCのカウンターに行きましたが運よく対応してもらいました。皆さんも成田のホテルでバスに乗る時にターミナルの行先を確認してからお乗りください。
<隔離体験記成田編>自宅での自主隔離中の注意事項は?
自宅や自主隔離の場所で14日間の隔離が必要です。14日間の定義は、着いた日の夜から15泊すると朝から解放されます。(最初の日はカウントせず14日間は移動できない。15日目の朝から移動可。日曜日到着の人は、2週間後の月曜日の朝から移動OK。)
その間「MY SOS」で通知がスマホに送られてきたら、次のような対応をしてください。
- 現在地のボタンを押す。
- 健康状態を入力する。
- ビデオの電話が来たら(無人のAI)、顔とバックを30秒映す。(有人の時もあるらしいです。)
となります。その間は外出は基本できません。帰国時の住民票の登録なども15日目以降です。本来は入国後すぐに手続きすることが求められていますが、今はどこの地方自治体も隔離期間を考慮してくれています。
日本の水際政策は、アジアの他の国より甘く、ヨーロッパの国々よりきびしいです。島国的、江戸時代の鎖国的かもしれませんが、外国からウイルスがはいってくる可能性を最大限抑えるにはこの方法しかないかもしれません。いろいろな意見はあるとは思いますが、この水際対策に携わっている人のおかげで私たちは帰国できたわけですし、多少生活に制約はあるものの本当にお礼を申し上げたいです。ありがとうございます。
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