マドリッドの西北にバリャドリッドという街があります。スペイン語で書くと「VALLADOLID」。「LL」は、「リャ」と呼んだり、「ヤ」と呼んだりで日本語表記はちょっと難しいです。マドリッドから特急電車に乗って1時間ちょっと。日本人もほとんど住んでいません。日本との関係も昔サッカー選手がいたくらいです。ガイドブックにも掲載は2ページくらいで教会、博物館、セルバンテスの家の紹介がある程度です。人口は30万人。スペインの中ではまあまあの規模の都市にはいります。日本人はRENAULTの工場がこの近くに2つあるのでその出張者がくるくらいでしょうか。しかしこの街もサンセバスチャンほどではないにしろ、タパス・ピンチョスのバル巡りは、なかなかおもしろいです。ここでおいしいものを食べて満喫することをお勧めします。
へぇ~ この街に寄ってみようかな
<街の中心は、市長広場=プラザマヨール>
このバリャドリッド駅から、西北に向かって10分ほど歩くと、街の中心地プラザマヨール(市長広場)に出ます。ちょうどベルギーのグランパレスに雰囲気が似ています。この周りには歩いて行けるところに アパレル系のお店やデパートそしてたくさんのバルがあります。このタパスバル、ピンチョスバルが私たちをもてなしてくれます。
プラザマヨール広場 市民が笑顔で集まってきます。
スペインといえば タパス!でも一人でも行けるのかなあ。
<お勧めのバルはこの3軒>
週末この街のバル巡りを行いました。おいしいタパスに巡り合いたい一心です。だいたいのバルは、お昼は13時ごろから、夜は20時ごろからOPENします。スペインのバルはほとんどのお店がテラスにも席があります。そのためどんな料理を食べているのかなと歩きながらよく見るのですが、おつまみなしでワイン飲んでいる人が多いんですよね。なのでこの店においしい料理があるのかどうかは、実際にはいって食べてみないとわからないお店が多いです。それで、当たり次第にバルでつまんで、次の3つが私が選んだBESTタパスバルです。もちろん一人でもOKです。だいたい1タパス3€前後です。(2020年現在)
- Villa Parmesa 昼は13時から 夜は20時から 創作タパスです。
- BAR EL Corcho 昼は13時から 夜は20時から 外でもテーブルで立食できます。
- La Tasquita 日曜日は休み いつも列ができます。
Villa Parmesaの私の大のお気に入り。パエリアの上にエビが載ってます。
BAR EL Corcho のエビトースト ガーリックとマヨネーズがマッチングしてます。
La Tasquita おすすめは?と聞いたら エビトースト。ここもおいしいです。
GOOGLE MAPより記載。黄色の○がプラザマヨール、➡が駅の方角です。
<ホテルのお勧めは、駅前>
宿泊したホテルは、駅前の「Hotel Arrizul Congress 」しかないですが、こじんまりして新しくて清潔でお勧めです。駅からも近くプラザマヨールまでも歩いて7分程度で場所的にもよい。部屋の広さとかはもうちょっと広さがほしいですが。
<バスは、たばこ屋でチケット事前購入を>
街にはバス路線が網の目のようにはいめぐらされています。1回1.5EURO(2020年現在)で、事前にたばこやなどで、プリーペードのパスカードを購入して、乗車の時に運転手さんのところでピッと読ませます。3ユーロのデポジットを払うと、1回が0.75ユーロと半額になります。バスの中では現金払いできないのでご注意ください。できればアプリを入れることをお勧めします。
アプリ名: Moovit とINPUTして、場所をVALLADOLIDに指定してください。
<スペインの内陸は、冬寒い。防寒に気をつけて>
スペインというと地中海式気候Cs(ケッペン気候区分)のイメージが強いですが、内陸はちょっと異なり冬はかなり寒くなり9月末には朝方10度を切ります。なので防寒着の対策を是非お願いします。ただ日中は暖かい日も多いので、脱げる服も大事です。マドリッドだけでなく他のスペインにも足を延ばしてみたい人 是非バリャドリッドでバル巡りで楽しんでください。
今度出張で行くんだけど、ここに行くのも楽しみになって来た。バル巡りするぞ!冬はコート忘れずに!