2021年7月に東京オリンピックが開催されます。海外に住んでいる私などは、自国の放送で見れるオリンピックは、自国が出ている競技と陸上や競泳くらいです。私が住んでいるスペインでは、空手やハンドボール、バトミントン、カヌーになるでしょうか。残念ながら日本が得意とする競技はあまり見ることができません。インターネットが普及したこの時代、コロナ禍で盛り上がりに欠けているとはいえ、一生に一度あるかないかの母国開催のオリンピックをインターネットで見る方法を検討してみました。
その結果、VPNを使えばTVERやNHKのストリーミング放送が見れることがわかりました。無料のもありますが、無料のものは安定性が悪いので、オリンピックを開催している1か月は有料のVPNをきちんと契約することにしました。その方法をまとめましたので紹介します。
<海外のオリンピック放送>スペインのテレビ放送もオリンピックの中継に力はそれなりにいれている。
日本ではコロナ禍の影響で、外国人は招かるざる客のイメージなのか盛り上がっていませんが、海外でのニュースを見ていると、コロナの話と選手のオリンピックにかける思いなどを混ぜながら紹介してます。ニュースも最初はコロナの感染状況の説明ですが、その次は
「東京オリンピック」の特集です。
空手の選手などは、今回初めてのオリンピックエントリーで選手の声などを聞いていると、
「今回空手はオリンピック種目になって、オリンピックに出れるなんて。それも開催国は日本なのよ。」
と興奮気味に話してます。やはり選手自身はそれぞれ強い志を持ってオリンピックに臨んでいることがわかります。

日本ではコロナで活気がないけど、選手にとっては4年に1度の晴れ舞台だよな。
<海外のオリンピック放送>オリンピックというと時差がついてまわる。
実は私は海外でオリンピックを見るのはこれが初めてではありません。オリンピックというと時差との戦いのイメージが強く、早朝か深夜に見るものという思い出があります。昔は時差のないアジアでオリンピックがあまり開かれなかったことも背景にあります。
年がばれますが、数十年前のミュンヘンオリンピックで小学生の私は寝てしまいましたが、父と姉が5セットまでもつれた男子バレーボールブルガリア戦を深夜まで見ていたのはよく覚えてます。最初の2セットをブルガリアに取られ、父曰く
「強敵ソ連に決勝で戦う前に準決勝で負けられるか」
の思いで見続けたそうです。
そのイメージも強いのか、オリンピック=時差という感覚があります。確か北京やシドニーなどの時差がないオリンピックの時も海外にいて、いつも時差がついて離れません。そして母国開催の東京オリンピックも海外赴任で時差が付いて回りました。今回も時差を払拭することはできませんでした。
<海外のオリンピック放送>VPNを契約すると日本でしかみれない放送も見れる。
テレビ以外の観戦方法を調べるとインターネット経由で見れる画面があることがわかりました。
- TVER https://tver.jp/
- NHK https://plus.nhk.jp/geoblock
- GORIN https://www.gorin.jp/
ただしこれらにアクセスすることは、2つのネックがあります。1つ目にスマホの場合は既に日本でアプリをいれていることが必要です。海外では新たにインストールができないです。そして2つ目にはパソコンで見ようとしても
「このページは、お住まいの地域からはご利用頂けません。」
がメッセージが出ます。スマホはだめでもせめてパソコンで見たいです。そこで解決方法としてVPNで日本のサーバー経由で見るのはどうだろうかと思い検討を始めました。VPNの案内をみると海外でも日本のテレビが見れますと出ています。つながる理屈はわかりましたが、実際やってみないときちんと見られるかわかりません。
<海外のオリンピック放送>どれを選んだいいか。選択肢はあるが、検討する時間ももったいない。私は手続き楽な日本のVPNを選択しました。
調べるとたくさんのVPNの種類があります。契約期間も1か月から、お試し30日、2年割引などです。サービスも速さや安さなどに違いがあります。いろんな人が比較ブログを書いていて読んでいるだけで疲れてしまいます。だいたい整理すると
- Millen VPN 日本製 まあまあ速いみたい
- セカイVPN 日本製 2か月無料みたい
- EXPRESS VPN 速いらしい
- Surfshark VPN 安いらしい
- NORD VPN おすすめらしい
この5つに分かれています。しかしオリンピックはあと数日で開始されます。実は最初SURFSHARKの2年契約で6500円くらいを申し込んでみましたが、クレジットカードの登録ではじかれました。なのでそれほど値段も変わらないので(月に数百円)、解約とか問い合わせとかに便利な
「Millen VPN」
で申し込みました。オリンピックは2週間で終わります。とにかく細かな検討より即決を優先しました。
申し込みは、下の広告をクリックして、メールアドレスとパスワードなどを設定し、ダウンロードすれば見れます。支払いはクレジットカードで1か月消費税込みで1628円でした。(広告は長期契約の時の価格です。)ものの5分で設定を終えてTVERやNHKを見てみました。普通にフリーズなしで見ることができます。
そして解約も日本語なので簡単そうです。
<海外のオリンピック放送>実際にVPNを使って日本のドラマやオリンピックの聖火リレーなどを見てみる。
登録してパソコンでストリーミング放送を見てみました。特に画面のフリーズなどもありません。パソコンをHDMIのケーブルをつなげばテレビの大画面でも見れます。これでオリンピックの準備万端です。あとは、朝早起きをすればいいだけです。でも考えてみると午前中の競技は少ないので、ヨーロッパは東京オリンピックに向いているのかもしれません。

日本に居たって平日の昼間は仕事で見れないです。
<海外のオリンピック放送>オリンピック終わってTVERとかでドラマなどを見たいなら、長期契約に切り替える。
今回オリンピックのために有料VPNを契約しました。このVPNはパソコン以外にも使えるので、VODなどの映画やドラマを見ることもできます。あまり見ることはないですが、もし気に入った人は、長期契約に切り替えるのも手です。
私のように海外で暮らす人達のオリンピック観戦のために VPNをお勧めします。海外だからとあきらめずに、母国の東京オリンピックを楽しんでがんばっている人たちを応援しましょう。

でもよく考えるとぼくも平日の昼間は勤務中だったなあ。